6月の運動は鉄棒に向けた運動です
6月の運動では本格的に「鉄棒」を始めていくために、上腕トレーニングを中心に療育をしています。
指導員がタオルの両サイドを持ち、中間を子どもたちに持ってもらいそれを引っ張りコーンまで目指し、スタートまで戻ってお友達と交代しそれを繰り返す運動からスタートします
これは自分の体重を腕の力を使って支えるために必要になる力を身に着ける前段階として実施しています。
ほかにも熊歩きのアニマルウォーク、実際に鉄棒を用いて、何秒ぶら下がることができるか。を集団の中で頑張っています。
未就学児から鉄棒をするメリット
「鉄棒は小学校に上がってからのほうがいいのでは?」
「幼稚園の時から鉄棒をできるようになるの?」
と意見をいただくことは何度かあります。
ではなぜ未就学に鉄棒をするのか・・・
それは未就学の年代 3~6歳が身体の機能を大きく伸ばすことができる時期なんです
特に鉄棒を療育に用いる理由は、「歩く」「飛ぶ」「蹴る」といった動作はご自宅もすることができますが「ぶら下がる」「腕の力だけでバランスをとる」「体重を前に倒して縦に一周する」といった動作は経験することが少ないと思います。
「鉄棒ができるようになる」というのは少し違いあくまでも「鉄棒を使って療育を行う」という目的をもって取り組んでおります。
逆に言えば、「鉄棒ができなくても療育をすることができる伸びしろをみんな持っている」ということになります。
例えば鉄棒にぶら下がり数秒耐えるトレーニングでも「平衡感覚を刺激するトレーニング」「自分の体重を支える握力を数秒間出し続ける」と様々な作用をもたらします。
詳しく、こういうのはどうなるの?こういった療育に興味があるという方
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