2026年は丙午!丙午ってなぁに?

丙午(ひのえうま)とは、東洋の伝統的な暦である干支(えと)の一つで、十干の「丙(ひのえ)」と十二支の「午(うま)」が組み合わさった年を指します。干支は60年で一巡するため、丙午の年も60年に一度巡ってきます。近年では**1966年(昭和41年)**が丙午の年としてよく知られています。

丙は「陽の火」を意味し、強いエネルギーや情熱、明るさを象徴します。一方、午は十二支の中でも活発さや行動力を表す存在です。この二つが重なる丙午は、火の勢いが非常に強い年とされ、古くから特別な意味を持つ年として意識されてきました。

日本で丙午が広く知られる理由の一つが、**「丙午の女性は気性が激しく、夫の命を縮める」**という迷信です。この考え方は江戸時代に広まったとされ、火の性質が強すぎることで家庭運が不安定になる、という発想に基づいています。しかし、これはあくまで迷信であり、科学的・社会的な根拠は一切ありません。

それでもこの迷信の影響は大きく、1966年には実際に出生数が大きく減少しました。統計上も明確に表れており、丙午を避けて出産時期を調整する家庭が多かったことが分かっています。これは日本の人口動態にまで影響を及ぼした、珍しい社会現象の一例といえるでしょう。

現代では、こうした迷信をそのまま信じる人は少なくなり、丙午も暦の知識や文化的背景として語られることがほとんどです。むしろ、干支や十干十二支は、自然観や時間の循環を大切にしてきた東洋思想を知る手がかりとして再評価されています。

まとめると、丙午とは単なる暦の組み合わせであると同時に、日本社会に迷信や価値観がどのような影響を与えてきたかを考える上で、非常に象徴的な存在だといえるでしょう。

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